ーー石川選手ほどの若さで、これからプロの世界に入っていくのに色々不安は多いと思うんですけれども。石川選手ご自身が考える、若くしてプロの世界に入ってのメリットとデメリットを、どのように考えているか教えてください。 16歳でプロになるということは、自分はまだそういう社会のことを全く学んでないし、全く学んでないというか、知らないので。そういうところで社会に出て、それから色々苦労することもあるかなと思うんですけど。自分の一つの夢と言うか、プロゴルファーになりたいっていう、小学校の4年生から思っていた事が 。まさか16歳で叶うと思わなかったですけど、一つの夢が今叶ったので。ひとつ夢が叶うっていうことは、自分にとってもすごく自信を持って前進できることだと思うので。この決断は、自分にとってすごくプラスになった決断だと思うんですけど。社会に出てしまってプロになったら、もうそういう年齢とか全く自分は気にしたくないし。できるだけ早くプロゴルファーの一員として、いろんな形に認めてもらいたいので、そういうプロゴルファーの先輩の方々から学べるものを、自分から一生懸命学んでいきたいと思います。 ーー先ほど質問の中で、最高の夢に向かって前進したという話があったんですが、石川選手にとって最高の夢とは何ですか。 マスターズで優勝することです。 ーーその夢はいつから抱いていたんですかね。 小学校の4年生です。 ーー何かその時にきっかけはあったのですか。 マスターズというものが、小学校4年生の自分でもわかるぐらい、すごいトーナメントだっていう風に、テレビで見て感じて。それから毎年マスターズを見るようになって。そのトーナメントの偉大さと言うか、そういうものを自分なりに感じたし、マスターズの歴史というものをこれからすごく知りたいと思うので。そうやってどんどんトーナメントの深みというものを学べば学ぶほど、自分にとってもっとどんどん優勝したいという気持ちが強くなると思うので。これから本当にマスターズのことをどんどん知りたいなと思います。